あの時の選択

今日も朝からとんでもない出来事が起きてしまい大変な一日でした。まだ半日だけど。

それで思い出したこと。医学部に合格しなかったら自衛隊でパイロットになろうと思ってました。海上自衛隊のP3Cを操縦したかったんですよね。二次試験では(海自パイロットと空自パイロットで少し選考が違います。途中、共通ですが)、この場合は舵をどっちに切るかみたいな問題もたくさん解いた気がします。

その後に防衛医大に入学してパイロットと付き合うこともたびたびあり羨ましく思っていました。訓練とか見学に行くとパイロットになってればなあとかいつも思っていた時もあります。

ただ、今となっては医学部で良かったかなって思います。私みたいな少し落ち着きのない脳みそだと国防費のいくらかを無駄にしていたと思うし、無事働いていたとしてもきっと不適応を起こしていたんじゃないかなって気がします。なんだかんだと自分のことを理解していたのかなという気もするし、あの時に心配していたのは「目が悪くなったらクビにされる」ということでした。まあ実際に働けばP3Cは視力もそこまで気にしなくてよかったんですけど。

空を見ていたら思い出したことでした。

30年くらいしてから選択について考えることもあるんだなって思うから本人が後悔しないように情報を伝えていくなどの配慮は必要だなって思います。

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