心理検査

最近は定期的にやっている気がします。

私の指導医が心理検査もやりなさいと言ってくれる方で研修医の頃から一通りの心理検査は実施してました。臨床心理士の方が研修費用についてSNSで語ることが多いのですが自己研鑽なので私も昔から結構投資しています。最近、やっていてよかったなと思います。大学にいたときにあの先生からもう少し学んでおけばよかったなと思いますが、まあいいです。今やる気になっているので。。。

当院では知能検査はWPPSI、WISC、WAISをやっています。まあ、個人内の特性をみれるのがいいので愛用しております。WISCは新しいバージョンが出たのですが当面は旧バージョンを使っていきます。まだ研修会も出ていないので解釈ができないと思うので。

他の検査はなるべくお金がかからなくて済むような研究ベースの心理検査を活用しながら受診する方の負担を減らすようにしています。

発達の検査だとADHDやASDのスクリーニングの検査は取り入れています。あとADOS-2というASDの標準的な検査は自費の検査になりますがやっています。これは世界的には使われているんだけど日本では保険外なんですよね。遊びの中で特性を把握するので日常への応用などにもアドバイスしやすいのでとてもいい検査だと思っています。このへんでやっている施設はなさそうなので希望の方は御連絡ください。

あとはロールシャッハやSCTなどの検査も行っています。これは病院にいるときには時間もかかるし余りやってなかったのですが、なかなか役立つ検査なので細々とやっています。批判的な意見もあるのですが精神医学的な解釈として使えばとても有用な検査です。知能検査を発達障害を見つける検査として使うと価値がほぼなくなるのと同じで、その検査で何をみたいかに尽きます。

ご希望の検査とかあれば受診のときに教えて下さい。必要性があって当院でできるものは対応できますので。

関連記事

  1. 公園での光景

  2. 近所にご挨拶

  3. 宣伝しない診療所

  4. 朝から

  5. 場面緘黙

  6. 311(思い出す人は見ない方がいいかもしれません)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。