子どもの治療に対する両親の態度

このブログ一件あたり200件くらいの閲覧あるんですね。びっくりしました。

さて、子どもの受診に同伴するのはほぼお母さんです。お父さんがくるのは多分0.5%くらいかなあ。

まあ両親がお互いに満足しているならいいけど子どもの治療にどっちかが不満があるということはよくあります。別に珍しいことじゃありません。

「親は同じ態度で接したほうがいいですよね」って受診時に聞かれて同意を求められます。だけどですね、そりゃそうなんですけど、ちょっと違うんです。例えば、学校と家庭は目標が共有されているのがベストだし同じ態度がいいと思います。だけど視点が違うからやっぱりどちらかが不満を持ってしまう。そんな時には仲良くならないことです。反社会的な行動しなければ日本に住んでいていいわけですから。仲良くするって大人になっても呪言ですよね。伏黒君に祓ってほしい。あっ、ずれた。そんな時には家庭だけでも合理的配慮してあげてほしいです(学校がずれていたら)。それと一緒で家庭内で両親の態度が一致しなくてもどちらかが本人に合理的配慮していれば十分です。子どもと喧嘩しないでいてくれたら本当にそれで十分。相手がどうなるかって?そりゃ嫌われますよね。娘に会話してくれない親父・おふくろになるしかないです。学校の先生がお礼参り(今そんなことすんのかな)されるのとおんなじだよね。驚怖や暴力で支配しているとそうなりますよね。はい。

先生、説得してくださいってのもよく言われます。着てくれたら説明はします。けど長続きはしないですね。だって育児のほとんどはどちらか任せですもの。これって日本の育児の構造的な問題かもしれないし個々の家庭の問題かもしれない。だけど私どっちでもいいんです。子どものことを真剣に考えてくれている大人がここに連れてきてくれているから。それだけでいいです。それ以上のストレスはなしでお願いしたい。だから配偶者と喧嘩するくらいなら飲みに行ったり、エステ行ったり、ゴルフ行ってほしいです。

自分の対応間違ってるんじゃないかって緩やかに気付けるようにしていくといいんです。難しいけど。そのためには子どもに上手に対応しているお手本を示してくれていればいいかな。

だけど考えてみてください?子育てに配偶者が口出ししてきたらうまくいくと思います?きっと細かいこと言ってきてストレス溜まると思いますよ。

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